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鮭川村がきのこの里になった

​愛Story

​鮭川村では現在主に※7種類のきのこを生産しており、「きのこの里」と呼ばれています。(※なめこ、エノキ、椎茸、エリンギ、ぶなしめじ、舞茸、山伏茸)

今では全国で上位を争うきのこ生産地となっていて、市町村別では日本一となっています。

鮭川村にきのこ産業が根付く前は、現在のきのこ生産者も米農家であったのが主で、仕事がない冬場は、家主は関東方面に出稼ぎに出るというのが主流でした。

そして家主がいないあいだ家に残された妻や家族は、心細い思いをしながら留守番をしていました。

家族に心細い思いをさせたくないとの思いが強まっていたお父さん達は、冬場でも自宅を離れず出来る仕事はないかと探していました。ある日、出稼ぎ先で観ていたテレビで冷蔵庫内で生産できるエノキ栽培を知り、これなら冬場でも家を離れず出来るとひらめき、さっそく産地に勉強に出向き、鮭川村に技術を持ち帰って栽培を始めました。

のちに、空調設備の整った工場へと進化し、様々なきのこの生産にも広がっていきました。

鮭川村がきのこの生産地となりきのこの里と呼ばれるまでになったのは、妻や家族に寂しい思いをさせたくないという、お父さん達の深い愛情があったからなのです。

 

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