山形県の郷土料理納豆汁
山形県の郷土料理「納豆汁」。
私も子供の頃から慣れ親しんできた料理です。納豆汁と言っても納豆を粒のまま入れるわけではありません。今では便利な「納豆汁の素」というのが販売されています。簡単に言えば味噌汁に納豆汁の素(又は納豆をすり潰したもの)をとかし入れます。私が子供の頃は祖父がすり鉢で粒納豆をすりつぶしていました。納豆の粒がすり鉢の中で逃げ回るので、すり潰してペースト状になるまでかなり時間と手間がかかるんですよね。子供の頃わたしはすり鉢を押さえる手伝いをしてました。すり潰すネタネタという音が今でも蘇ります。納豆汁の具材は、各家庭や地域で多少の違いはありますが、ワラビやウドなどの山菜、乾燥芋茎、豆腐、などでしょうか。我が家はもちろんその他に「なめこ」をたっぷりといれますよ。納豆汁になめこ。最高です。仕上げは薬味として葱やセリを刻んだものを。一味などを振っても美味しいですね。